宮木康隆のエッセイ集

tomo essay

01 エボリュウション

我々の教師協会AJDT/IDCは、ここ数年の間確実に新化している。

特に2000年からはものすごい速さで、大きな変化を遂げている。

2000年にBDTとの業務提携の話が持ち上がり、すぐに具体的になって、2001年には実現してしまった。

BDTとの提携によって、ADTVとの協定が生まれ、我々のAJDT/IDCは、
ヨーロッパにおいて教師協会部門での公式の日本代表教師協会であると認められた。


そして2002年3月にはハンブルグにおいて行われる世界最大のコングレス「インタコ」に
初めて日本代表として参加することになったのである。


コングレスとは、各国のダンス教師協会の代表者、ダンス教室の公式代表者が集まる会議をいい、
インタコはインターナショナルダンス教師コングレスの略で、世界から1000名以上集まる歴史のあるコングレスである。
一方、英国ブラックプールで行われるワールドコングレスは歴史はあるが集まるのは多く見積もっても300名ぐらいである。


そのためには、我々の教師協会は、世界に認められる教師協会としての組織に大胆に変化をしなくてはならない。
残念ながらダンス教師についての考え方とあり方は、20年以上の遅れがあるのが現状である。
特別な日本になることをやめ、世界の一員として対等に話ができるダンス教師を作らなければならない。
そのためのあらゆる変化、そのための抜本的構造改革がいまこそ必要になるのである。


今のAJDTの現状を考えると、資金的にはそんなに余裕があるわけではない。
しかし世界とかかわりをもつようになると、これから様々な経費が見込まれる。
我々の教師協会は日本を代表する教師協会として堂々と組織を維持していくために、
2002年度予算は前年度とまったく違うものとなることは容易に想像がつく。
運営費の捻出はこれからの課題となるであろう。


また、これからは、会員の一人一人が誇りを持って堂々と
「AJDTは私にとって最高の教師協会である」といえるように必ずなる。
だから、AJDT/IDCの会員は、絶えずダンスの教え方を勉強し続けて欲しい。
またAJDT/IDCの運営にも深くかかわって自ら進んで情報を吸収し発信できる会員に一人一人がなってもらいたい。
そうならないと、世界と共通の問題、情報、変化について共有できないのである。
世界のダンス教師協会は、絶えず新化し続けている。
そして、その変化を回りの国が変化して、やむを得ず変化するのではなく、
自ら、新化の最先端に身を置くことが教師協会の役目となろう。
そうすることによって、世界同時新化に参加でき、世界のダンス教師と初めて仲間になるのである。


これが今の世界の動きであることを理解できた貴方は、すばらしいダンス教師になることが出来て当然である。
そのために、執行部は会員が、新化についての情報を出来るだけ、たくさん絶えず取り入れられるように、
本部主催の講習会をより充実したものとしていかなければならないと考えている。


2002年